アクセス解析でわかること

ComicJun 05 2017Comments Off on アクセス解析でわかること

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「アクセス解析とは、『ホムペに来てくれるお客さんがどんな人たちなのか調べること』です。その上でお客さんたちの望むものを用意するようにすれば、皆さん喜んでくれるはずですよね?」
「そりゃそうやな」
「アクセス解析ツールにも色々と種類があります。ひとまず無料のものを導入して、しばらく様子を見てみましょう」
ツールを導入して一ヶ月が経ちました。
「このホムペを見に来てくれたお客さんの数を『アクセス数』と呼びます。今日は……0人ですか」
「うん……」
「全てはここからですよけんじさん。じゃあ次にこのアクセス数を詳しく調べてみましょう。アクセス数にも種類があって、主な所に『ユニークユーザー数(UU)』と『ページビュー数(PV)』があります。」
「『ユニーク』?おもろい人?」
「そうではなく。このユニークは『唯一の』という意味です。ユニークユーザー数はお客さん一人一人を判別した上でのアクセス数のこと。つまり同じ人が二回ページを見てもユニークユーザー数は『1』なわけですね」
「ほな、単純にお客さんの人数ってことでええのかな?ネットやと見た目で客の確認は出来ひんから、話がややこしくなるんやな」
「その通り。もう一つのページビュー数はお客さんが誰かは関係なく、ホムペ内のページが見られた回数のことです。この二つを見て、このホムペの繁盛具合を確かめられます」
ホムペくんは早速確認画面を表示しました。
「おっと見てください。この商品のページはUUが10でPVも10、こっちの商品のページはUUが1でPVが10です。この二つのページはどう違うでしょう?」

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「UUが10ってことは、見た人が10人。PVも10で『10人が1回ずつページを見た』訳か。ありがたいことやな。もう一つはUUが1、PVが10で、『1人が10回ページを見た』訳や。めっちゃ気になってるみたいやな……一人だけやけど……」
「そうですね。この二つのページの違いをどう判断するかはページの性質によります。データベースサイトなどであれば、たくさんのお客さんが来てくれなくても、一人の人をそこまで引きつけるページは良いページだと判断することもできるでしょう。でもうちは販売サイトですからね。千客万来、たくさんの人に来てほしいわけです。なので、UUが多いページが良いページと判断した方が良いでしょうね」
「せやなぁ」
「では次は、この全体のお客さんの数からさらに、新規のお客さんとリピーターのお客さんの比率を見てみましょう」
「うーん、見るの何か緊張するな……おりゃ!お、一人だけリピーターが!」
「新規のお客さんが増えるのも良い事ですが、そこからさらにリピーターを増やす事は販売サイトの基礎体力を上げることにつながります。今は一人ですが、さらに色んな人に何度も来てもらうことを目指しましょう」
「リピーターさん……ありがとうございます……」
「お客さんが一度訪問しただけでもう来なくなってしまうのは、お客さんの求めるものがここに無いからでしょう。そこで、お客さんがなにを求めているのか。これを調べてみましょう」
「どないすんの?アンケート取るとか?」
「そういう手もありますが、このアクセス解析にはちゃんとそれを調べられる機能がついているんです。それが『検索キーワード』です。つまり、お客さんがどんな言葉を検索してこのホムペにたどり着いたのか、を調べられるんです。お客さんがなにを求めているのかが、ここから分かります」
「なぁるほど。ナニナニ……『トンテキ』?なにこれ」
「……それはけんじさんがこの前ブログに書いた、美味しいトンテキの話を見た人のキーワードです」
「なんやそうか。あれほんま旨かったんよ~」
「良かったですね。どんなきっかけであれお客さんが来てくれることはありがたいですけど、『トンテキ』を求めてきた人がこのホムペで商品を買う可能性はやっぱり低いです。キーワードはたくさんありますが、重要なものをしっかり見定めましょう。このキーワードが重要と分かったら、ページになるべく記述しておくようにする。そうすれば、より検索でこのホムペを見つけてもらいやすくなります」
「うんうん。よし、メモろ」
「では最後に、お客さんがどこからこのホムペにやって来て、どんな風に中身を見て、そして去っていくのか。全体的な動線を見てみましょう」
「Googleとかの検索エンジンから検索してくる人がほとんどみたいやな。それで、商品ページは結構見てくれてる……」
「『直帰率』、つまり最初の1ページだけ見て去っていく人の比率が少ないわけですね」
「うんうん。せやけどそこからお買い物ページに行くだけ行って……立ち去る……」
「お買い物ページの『滞在時間』は割と長いですよね。う~ん……このお買い物ページの入力フォーム、見づらくありませんか?」
「えっホンマ?」
「店主はずっとホムペを見ているから、多少変でも慣れてしまうんですよね。お客さんはせっかくお買い物ページまで来ても、入力フォームが見づらいのでめんどくさくなってやめてしまっているのかもしれません」
「何という事や……」
「とまぁこんな風にして、お客さんに人気のある部分、人気のない部分、出て行ってしまう部分などを調べる訳です。すると、ホムペの使いづらさとか、分かりづらさとか、そういう問題点が見えてきます」
「自分だけやと分からんもんやなぁ」
「このホムペの目的は『けんじさんの所の商品を買ってもらう』でしたね。お客さんがこの目的にまで到達してくれる、その事を『コンバージョン』と言います。残念ながら今、このホムペのお客さんのコンバージョン率はかなり低い。でもこのアクセス解析を行って、自分のホムペとお客さんのことをきちんと知れば、コンバージョン率を上げていくことが出来ます。頑張りましょう、けんじさん!」
「おう!……ところでなぁホムペくん。さっきから思ってたんやけど、このページを10回見てくれた人と、リピーターさんと、あと『トンテキ』を調べてた人って、もしかして……全部同じ人とちゃう?アクセスのタイミング的に」
「えっ、いやまさか……もしそうなら……何というか……」
「運命の出会い……?」
二人はごくり……とつばを飲み込みました。